内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社ハーモ


今川 広太さん
国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科
2020年度卒業
内定先の企業およびその業界を目指した志望動機を教えてください。

オーストラリア留学中、海外の多くの国で日本製品が生活に溶け込んでおり、現地の方に信頼されていることに気づきました。その中で、自分も世界で使われるような日本の製品に携わりたいと思い、製造業を志望しました。内定先の株式会社ハーモは、プラスチック製品の製造に関わるロボットを製造している企業で、日本国内のみならず、海外にも複数の拠点があります。大学で磨いた英語力を生かすことができ、これからも需要が増えると考えられるプラスチックに関連する製造業ということもあり、ハーモを志望しました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

私は営業志望でしたので、自己PRでは主に相手の立場で物事を考えることができるということを話しました。具体的な例として、3年次生時に体験したカンボジア研修での出来事を交えながら自己PRをしました。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

大学では英語力を伸ばすことに力を入れました。入学時の基礎学力は高くなかったので、授業についていけないこともありました。しかし、2年次生時に経験した半年間のオーストラリア留学をきっかけに英語学習へのモチベーションが高まり、最終的にはTOEICのスコアも200点台から880点まで伸ばすことができました。大学入学時には就職先を国内のみで考えていましたが、英語を学び世界に触れたことで、海外で働いてみたいという思いが生まれ、将来の選択肢が増えたと思います。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

大学3年次生時の前期に、インターンシップに関する講義を受講し、夏には合計2社のインターンシップに参加しました。秋からは進路支援課が毎週開催する就職対策講座に参加し、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の書き方を教わりました。冬には学内合同企業説明会で興味を持った企業や、県が開催する就活フェアで出合った企業を中心にインターンシップに参加しました。就活が解禁されてからはマイナビやリクナビなどのアプリを使いつつ、各企業にESや履歴書を送り、選考会に参加しました。
大学の進路支援課では興味のある企業のOBの方を紹介してもらい、実際にその方にお会いしてお話を伺うことができ、非常に助かりました。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

疑問を持つことが大切だと学びました。就職活動ではありとあらゆることに悩みます。それら多くの悩みに対して、なぜ自分はそう思うのかを考えることで、また一つ人間的に成長したと思います。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

人に頼られる社会人になりたいと思います。これまでは多くの人を頼りながら生きてきました。しかし、今度は反対に一人の社会人として、困っている人たちに頼られる人材になりたいです。また、将来は海外営業として世界に誇れる日本の製品を武器に世界中で仕事をしたいと思います。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

大学生活はあっという間に終わってしまいます。その短い時間の中で、将来の夢やしたいことをはっきりと持てる人は案外少ないと思います。就職というのは人生の中で大きなイベントです。自分が本当にしたいことが分からなくなった時は一度立ち止まって考え、そして分かった時には小さな行動を起こしてください。

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