内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

石川県警察


堀 嵩晃さん
経済経営学部 マネジメント学科
2020年度卒業
内定先の企業およびその業界を目指した志望動機を教えてください。

私が石川県警察を志望した理由は、2つあります。1つ目は身近に警察官がいたことです。父と祖父が警察官をしていて、生まれた時から父の姿を見てきました。大学3年次に落とし物を交番に届けた際に対応してくれたのが父でした。一つの落とし物に対して人助けをする父の姿を見て、より一層、警察官への思いが強くなりました。2つ目は、山本ゼミで行った地域安全マップ作りに参加したことです。犯罪機会論を学んだことで、防犯の大切さを地域の方に伝え、生まれ育った石川県の安全を促進したいと思い志望しました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

私は小学校から大学まで12年間剣道を続け、大学の部活動では1年次の後期から主将を経験し、そのなかで対応力を身につけました。剣道は相手の技に対して攻めること、防ぐことが必要です。警察官が対応する事故や事件は、いつ発生するかわかりません。剣道で培った迅速な対応力を活かし、地元の方々を助けたいと思います。私は一人の人間として、また警察組織の一員として成長し、地域の人から頼られる警察官になりたいと思います。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

私が大学生活で力を入れたことはオープンキャンパスでの学生スタッフ活動です。この活動では自主的に動くことが大切です。学年が上がるごとに任される仕事が変わっていき、4年次では後輩のサポートや保護者の対応をしました。そのなかでオープンキャンパスを運営する職員の方に、自分がいるのといないのでは大きく差が出ると言われ、自然と人から頼られる存在になっていたことに気づき、自分の成長を感じました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

石川県警察は、筆記試験、論文試験、体力試験、面接試験があります。
大学3年次の8月から筆記試験対策と体力作りを行いました。また、同時期に民間企業のインターンシップにも参加しました。そして、3月に公務員対策講座を受講し、論文対策は4年次の5月から山本教授の警察官小論文対策講座を受講しました。さらに、8月に面接練習を進路支援課で2回、ゼミ担当の山本教授と1回行いました。最終的には9月に内定をいただき就職活動を終えることができました。筆記試験の対策も必要ですが、面接試験の配点が大きいので面接練習を多くこなすことが必要だと思います。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

自分自身を客観的に捉えることが重要だと学びました。親しい友人に自分はどんな人間なのかと聞き、自分の知らない部分を知ることで成長できたと思います。今後の人生でも客観的に物事を捉える力を身につけていきたいと思います。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

石川県の安全を促進する警察官になりたいと思っています。そのなかでも最近のニュースで取り上げられている高齢者ドライバーの事故やあおり運転を減らしたいと思っており、交通部に入り活躍したいです。
また、大学3年次の時に大型自動二輪免許を取得したので、交通機動隊と言われる白バイ隊員になりたいと思っています。違反者を的確に取り締まり、石川県の安全を促進したいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

私は父のようになりたいと思い、警察官を志望しました。今、進路選択で困っているのであれば、身近に両親という社会人がいるので相談をするのが良いと思います。また、面接練習をすることが大切だと思うので、警察官を志望するのであれば石川県警防犯アドバイザーを務める山本教授や進路支援課に相談してください。

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