内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社 キリン堂


前島 由香子さん
薬学部 薬学科
2019年度卒業
進学先に北陸大学を選んだ理由を教えてください。

進路について悩んでいるときに、高校の先生から勧められたのがきっかけです。生徒一人一人の面倒をよく見てくれるとても良い大学だと聞きました。また、セキュリティー体制の整った女子寮があるのも魅力的でした。朝晩のご飯とシャトルバスがあり、勉強に専念できる環境だと思いました。

内定先の企業およびその業界を目指した理由を詳しく教えてください。

私は、ドラッグストアのキリン堂に就職することになりました。業界が企業、病院、薬局、ドラッグストアとある中で、ドラッグストアが一番患者さんに近い存在だと思ったからです。病院は退院したら患者さんとの関わりが少なくなってしまいますが、ドラッグストであれば、普段の買い物の中でも話を聞くことができ、継続的に患者さんの日常生活にかかわることができます。
その中でもキリン堂は、薬剤師として働きながら患者さんの心理について勉強できるプログラムがあったので目指すことにしました。心理を学ぶことによって患者さんの本当の気持ちがわかるようになり、それを服薬指導に活かすことで、私が目指す「患者さんに寄り添った薬剤師」になることができると思ったからです。

大学では、どのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

私は大学時代、特に勉強と学生支援活動に力を入れてきました。勉強は授業が終わったら必ずその日のうちに復習を終わらせるようにしていたので、テスト前に焦ることがあまりなかったと思います。
また、学生支援活動では、オープンキャンパスで一年生の前で発表したり、地元の薬学会セミナーで大学の話をしたり、入学式では在校生代表のあいさつまでさせていただきました。私は今まで人前で話すことが非常に苦手だったのですが、大勢の前で自分の考えを何度も発表するうちに苦手意識がなくなり、どうすればわかりやすくなるかを考えられるようになりました。これは私にとって、非常に大きな成長と言えます。この経験により、卒業研究発表会でもスムーズに発表を行うことができました。

これから、どのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。
今後の目標や抱負を教えてください。

先ほども述べたように、患者さんの気持ちに寄り添った薬剤師になりたいと考えています。そのためには病気や薬に関する知識はもちろんのこと、患者さんの生活背景も把握しておかなければなりません。薬を調剤してただ渡すだけでなく、相談してよかったと思ってもらえるような薬剤師になりたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動をするにあたっては、自分の長所を相手にきちんと伝えられる力が必要です。何事にも一生懸命に取り組み、それをいかに自分の成長につなげられるかが大事なのではないかと思います。

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