株式会社 たんぽぽ薬局
薬学部 薬学科
2019年度卒業
子どもの頃から人の病気を治すことに関わる医療従事者になりたいという夢がありました。薬売りで有名な富山県出身ということもあって薬に関わる仕事に興味があり、薬の観点から多くの人の病気を治す手助けをしたいと思い、薬学部に入ることを決めました。北陸大学は祖母の家から通うことができ、薬剤師を多く輩出していることと、薬剤師免許取得への手厚いサポートに魅力を感じたため、入学を決めました。
5年次の薬局での実務実習では、調剤、服薬指導、在宅医療、学校薬剤師など様々な分野を体験しました。実習を通じ、地域の人々と密に関わりながら健康をサポートしていることが直に感じられ、地域の方々に寄り添い、信頼される薬剤師になりたいと思い、薬局薬剤師を志望しました。実習期間中は在宅医療に関わることが多く、一人で生活することが難しい患者様やそのご家族の力になりたいと強く思うようになり、志望先は在宅医療に力を入れている薬局を選びました。志望した薬局は、総合病院の近くに展開するところが多く、幅広い処方せんに触れ、多くの薬の知識を身につけ、成長することができると考えたことも決め手の一つになりました。
入学当初からの目標は、薬剤師国家試験に合格し、薬のプロとして患者様から信頼される薬剤師になることでした。この目標に向けて、6年間勉強に力を入れて取り組みました。4年次までの学修から、細菌や抗菌薬に特に興味を持つようになり、5年次からは感染症系の研究室に所属しました。研究では細菌に関する様々な実験を行うことで、これまでに勉強してきた知識が役に立つことを実感でき、さらに発展させることができました。また、研究室に配属されてから、同じ研究室の仲間と聞き合い、励まし合いながら勉強に励むことで、国家試験に絶対合格し、薬剤師になるぞという気持ちが高まりました。
今後の目標や抱負を教えてください。
薬のプロとして、多くの方から信頼され、地域で活躍できる薬剤師になりたいです。困っている方が気軽に相談でき、地域の方々に寄り添えられるような薬剤師になるために、多くの知識と経験をつけていきたいです。
北陸大学は先生方が熱心に教えて下さり、勉強しやすい環境が整っています。辛いときは、周りの友人と助け合い、励まし合いながら、目標に向かって頑張ってください。
