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教員紹介
INTRODUCTION OF TEACHERS

木藤 聡一

木藤 聡一

専門

  • 有機構造化学
  • 物理化学
  • 結晶構造解析学
  • 実務法学
  • 知的財産法

主な担当科目

  • 基礎ゼミI(1年次前後期)
  • 基礎の化学計算(1年次前期)
  • 基礎化学II(1年次前期)
  • 基礎有機化学(1年次前期)
  • 総合演習Ⅰ(1年次後期)
  • 薬学基礎実習(1年次後期)
  • 基礎ゼミII(2年次前期)
  • 分析化学系実習(2年次後期)
  • 基礎知識学習〔化学系薬学〕(4年次前期)
  • 基礎知識学習〔物理系薬学〕(4年次後期)
  • 総合薬学研究(5年次前後期 6年次前期)
  • 研究活動・レポート作成のための法律ガイド(シティカレッジ前期〔大学コンソーシアム石川〕)
  • 生活の中の科学(シティカレッジ後期〔大学コンソーシアム石川〕)

所属学会

  • 初年次教育学会
  • 日本リメディアル教育学会
  • 日本アクティブ・ラーニング学会
  • 日本協同教育学会
  • 日本薬学教育学会
  • 石川化学教育研究会
  • 日本化学会 有機結晶部会
  • 日本薬事法務学会
  • 日本知財学会
  • 日本FP協会

趣味

  • 日記を書くこと
  • 映画/DVD鑑賞

私の考えていること

 薬学部生の皆さんが本学での勉強においてまず必要なことは、授業に「出席」して、その内容を「理解する」ことです。しかし、授業内容が理解できたとしても、授業内容に関する試験問題が「解ける」ようになるとはまったく限りません。問題が解けるようになるためには、授業内容の理解を前提に、その内容を「記憶する」ことに加えて、「問題を解く訓練」が必要です。さらに、学期末試験の時には問題が解けるようになっていたとしても、「薬剤師国家試験の時に問題が解ける」とはまったく限りません。「何年か後」に「非常に膨大な内容」が「いっぺんに」問われるこの国家試験に対応するためには、学期末試験後も「復習を継続して繰り返す」ことによって、少なくとも基礎的な知識と考え方に関しては「自分の体の一部となるぐらい定着させ」、「いつ問われても反射的に答えられる」状態になることが必要です。

 以上、上から目線で「試験勉強に対する姿勢」を述べさせて頂きましたが、私自身は薬剤師国家試験の受験経験はありません。さらに、教育職員は「一つの学問を何十年間も行い」、「今現在は試験で能力が試される立場にはない」のに対して、学生の皆さんは「非常に多くの科目」について「新しいことを一から学ばなければならない立場」にある点で、私は学生の皆さんに同情と敬意の念を持っております。

 そのような私が、少しでも学生の皆さんの立場に立った教育を行うための方法の一つとして、私自身が、本務である教育・研究活動や学内業務の合間を見つけながら、(薬剤師国家試験ほど大きな試験ではありませんが)敢えて自分の専門とはそれほど関連性の強くない種々の資格試験に日々チャレンジすることで、上記に述べた「試験勉強に対する姿勢」や「初学者の立場」を忘れないように努力し、その経験をできるだけ授業等に反映させていきたいと考えています。

高校生へのメッセージ

 世の中には、非常に様々な分野や社会的役割が存在するにもかかわらず、高校生の皆さんは「高校で習う各教科の成績」や「クラブ活動の成績」などといった非常に狭い分野でしか評価されていない傾向にあるような気がします。高校生の皆さんには、このような狭い分野での周囲の評価にとらわれることなく、「自分は何が好きなのか」「自分は何に向いているのか」をとことん追求してほしいと思います。

 「自分は何にも向いていないのではないか」とは決して思わないで下さい。世の中には本当に数多くの分野や社会的役割が存在します。これらは大人になるといろいろと見えてきます。高校生の方々は社会経験が狭く浅いので、それが見えていないだけです。これだけ数多くの分野や社会的役割があれば、(決しておせじではなく)誰でも何か一つは「自分に向いた」分野や社会的役割が必ず存在します。

 難しいのは、存在するはずの自分に向いた分野や社会的役割を「見つけ出す」ことと「それに向かって能力を高める」ことです。これらのためには、数多くの「経験」や「努力」とともに「強い意志」と「広い視野」が必要となります。高校生の皆さんにはこれから先、自分に向いた分野や社会的役割を見つけ出し、それに向かって能力を高めてゆくため、強い意志と広い視野で様々な経験や努力を積んでほしいと願っていますし、北陸大学でもそのための応援を全教員と職員が一丸となって全力で行っています。

おすすめの本

一応、以下に「おすすめの本」を挙げていますが、他人が薦める本が、その人にとって良い本であるとはまったく限りません。大切なのは、自分自身が「本当に好きだと思える本」「心から興味が持てる本」「自分の感性に合う本」を、世の中に数多く存在する本の中から、「自分自身で見つけ出す」ことだと思います。そのような「自分だけの宝物となる本」を、この学生時代にできるだけ数多く見つけ出してみて下さい。

  • 加藤諦三 著『大学で何を学ぶか』(ベスト新書、2009年)
  • 石川正明 著『原点からの化学 化学の発想法 改訂版』(駿台文庫、2008年)