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ルート・ライヒェルト

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INTRODUCTION OF TEACHERS

ルート・ライヒェルト

ルート・ライヒェルト

所属学会

  • 全国語学教育学会/Japan As- sociation of Language Teachers (JALT)
  • 日本独文学会 /Japanische Gesellschaft für Germanistik
  • 歴史学研究会/The Historical Science Society of Japan
  • DAADドイツ留学アドバイザーネットワークのメンバー「http://dj150.jp/daad.html」に参照

趣味

  • 詩舞
  • 剣舞
  • 詩吟
  • ピアノ
  • 読書
  • 映画鑑賞
  • 音楽鑑賞

私の考えていること

『ものをつきとめる楽しみ』は物理学者ファインマン氏のエッセイ集のタイトルです。大学は定義に従えば教える人と学ぶ人の共同体であるので、そこでは自分の知的好奇心を満たす理想的な環境が提供されます。
また、大学は小さな国際社会です。多様な国籍、文化的背景をもった教師や学生が世界中から集まってきます。日常生活の交際が異文化体験になり、友情と共感が芽生え、自分の視野が広がります。こうして、私達は個人レベルで世界の平和に貢献できます。

北陸大学では現在中国人、韓国人、アメリカ人などの外国人がいます。将来はもっとたくさんの国から人々が集まって来るでしょう。ちなみに私はドイツ人です。

高校生へのメッセージ

『われわれは人生のためでなく、学校のために学ぶ。』このことばで哲人セネカ「紀元前4年ー紀元後65年」は当時の哲学学院を批判しました。学習というものは社会に出てからより良い、充実した人生をおくるためにするものです。しかし私達は将来何が役に立ち、役に立たないか分かることができるでしょうか。

大学を卒業するまで、私は日本に暮らすことになろうとは思ってもみませんでした。大学で日本学の勉強を始めなかったら来日しなかったでしょう。振り返ってみると10歳の時私には日本語のほうが英語の学習より役に立ちそうに思えました。しかしその時私は日本について考えていませんでした、いずれにせよドイツの学校ではあまり日本語の科目が教えられていません。

大学では私は科目を自由に選べました。私の選択した科目は歴史、音楽学、日本学でした。この組み合わせは珍しいと思いますが、私は興味がある科目を勉強し、楽しみたかったのです。必ずしも学問の勉強は易しくありません。その時私はさらに努力し、全力を尽くさなければなりませんでした。そして私は大人になりました。大人というものは自分の人生、自分の行動に責任を取らなければなりません。高校生のみなさん、あなたがたは大人の世界の入り口に立っていますね。自分の行動に責任を取れればきっと自由な人生を歩むことができるでしょう。これは取りも直さず私の信念でもあります。

しかし休みなしの勉強、絶え間ない仕事は心の奥の虚しさの元です。したがって勉強や仕事と関係がない時間を過ごすことはとても重要です。時々、全くなにもしない、ドイツ語でよくいわれている「魂をぶら下げる」つまり「魂に安らぎを与える」そういう時間を持つことが必要であると思います。なにもしないでボーっとしていたり休んでいたりすることは無駄なことをしているとか、なまけていると思われがちですが、決して無駄なことではありません。日常生活から離れて一服すれば、心を空白にし、新しい活力を得、また創造的に仕事を続けることができると思います。

「人生の苦労を持ちこたえるには三つのものが役に立つ。希望・睡眠・笑い。」カント・イマヌエル

おすすめの本

  • リチャード・P・ファインマン『ものをつきとめる楽しみ』
  • Charles Gasparino 『The Sellout』
  • Rebecca Skloot 『The Immortal Life of Henrietta Lacks』
  • ヘルタ・ミュラー『吐息のブランコ』
  • クリスタ・ヴォルフ『カッサンドラ』
  • フランク・シェッツィング『深海のYrr』
  • ウンベルト・エーコ『論文作法』