専門
- 消費者行動論
- マーケティング論
主な担当科目
- 消費者行動論
- マーケティング論
- 経営学入門
所属学会
- 日本商業学会
- 日本消費者行動研究学会
趣味
- 映画鑑賞
- 飲み歩き
私の考えていること
かつてモノがとことんなかった時代があったそうです。そうした時代では,企業はモノを作れば売れたというのです。ところが,モノがあふれる時代になるとそうはいきません。企業はライバルに負けないよう客が買いたくなるモノを作り,売ろうとします。それでは,客が買いたくなるモノとはいったい何なのでしょうか?企業はどうやったらそれが分かるのでしょうか?おそらく完璧に分かるということはないはずです。ならば,それを分かっている本人に,モノを作ってもらうようにすればよい。そうです,客自身が作ればよいのです。何も一から作るのではなく,バリエーション豊かなパーツを企業は用意して,客がそれらを組み合わせて,買いたいものを作る。しかし,これもまたうまくいかないことがあるようです。それは,買いたいものを作ることは案外むずかしく面倒であること。そして,実は客も何が買いたいモノなのかをよく分かっていないことがあるからです。このように,客が買いたいモノを作ろうとするときに起きる問題が生じる理由を解き明かすことが私の関心事です。
高校生へのメッセージ
高校で習ったことは,大学生活とその後のいくつかの経験と知識が組み合わさることで,役に立つ場面がやってくると思います。さまざまなことを早いうちに学ぶと,思っているより早くにその場面と出くわすのかもしれません。
おすすめの本
- 織田作之助,『夫婦善哉』。
- ダニエル・キイス (小尾芙佐訳),『アルジャーノンに花束を』。