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担当講義・ゼミについて

現在、国際コミュニケーション学部で、文化・観光領域の講義とゼミナールを担当しています。学生の驚きや気づきを促すような学びを意識した授業を目指しており、それらを通して自分の興味を見つけた学生の卒業研究をサポートすることにやりがいを感じています。今後は地域でのフィールドワークをベースとした学びの仕組みを構築し、学生たちと楽しみながら学べる環境づくりを目指したいと思っています。

私にとっての北陸大学

私は他大学を中退して北陸大学に３年次編入しました。当時は学生数が少なく、とてもアットホームな雰囲気で学ぶことができました。少人数クラスでの語学の授業は、ほぼマンツーマンで教わることができる状態で、疑問があればすぐに解決できましたし、日常のちょっとしたことも英語で相談できる環境でした。かなり余裕を持って単位を取得できたので、自分の学びを自主的に深める時間がたっぷり取れました。
豊かな自然に囲まれた中で雑音なく過ごせたことも、自分の将来を考える上で重要だったと思います。同級生とはかなり年齢が離れていたため、彼・彼女たちの成長を間近で見たことが、大学教員を目指すモチベーションともなりました。私にとって北陸大学で過ごした時間は、少し立ち止まって自分を見つめ直すことができた、かけがえのない時間だったと思います。

教え子へのエール

私は今、幸いにも直接後輩を指導する立場になっていますが、どんどん成長していく学生の姿に、私の方が学ばされることが多いです。好きなことを見つけて一生懸命頑張る姿には、元気をもらえますね。
学生のみなさんには、どんな環境にあったとしても、何か一つ自分が面白いと感じること、楽しいと感じることを見つける力を伸ばしてほしいと思います。そのためには何よりも好奇心を持ち続けることが大切です。それはきっとあなたの支えになりますし、生きる力にもなるはずです。

※所属・肩書は取材時点（2023年7月）のものです。