自分の強みを活かし、世界へ羽ばたく道があることを
子どもたちに示していきたい
サッカーインフルエンサー
木村 太陽
2022年 経済経営学部マネジメント学科 卒業
「今の時点では失敗であっても、この先の自分の行動で失敗を成功に変え、良い失敗だったなと思える日が来るので、自分を信じてほしい」と木村さんは後輩にエールをおくる

現在の活動内容

TickTockやInstagram、YouTubeなどを通じてサッカーの足技を紹介したり、各国のサッカーリーグの情報を発信したりしています。試合やリーグは招待されることもあれば、自分でアポイントを取って出向くこともあります。現在はオンシーズンは海外中心の生活になってきています。これまでにイギリス、スペイン、フランスなどヨーロッパ諸国のほか、シンガポール、カンボジア、サウジアラビア、それから広報大使としてFIFAワールドカップカタール大会(2022年)も訪れました。南米の訪問もすでに予定に入っています。
TikTokのフォロワーはおよそ150万人(2023年7月現在)で、海外在住の方がほとんどです。自分が得意なことで世界とつながっていることには、やりがいと自信を持っています。

これまでのキャリアパスと今後の展望

SNSは大学4年生の10月頃から始め、当初は当然、収益ゼロでした。卒業後は保険会社に就職しましたが、徐々にフォロワーが増え、W杯に行くことも決まった中で、中途半端にするべきではないと考え、退職してインフルエンサーとして自立することを決めました。
これを機に自分の中で考え方が変わり、サッカーを通じた情報発信の先駆者、第一人者であるという自覚が生まれました。自分を含め石川県民は少し内気といわれています。でもそうじゃない、自分の強みを活かして世界へ羽ばたいていけるんです。今後は特に小中学生の子どもたちに、そうした可能性があるんだということを示していきたいと考えています。

大学時代に得たもの

在学中はサッカー中心の生活でした。プロ選手になる夢は4年生の夏に諦めましたが、その経験があってこそ、今の自分があると思います。
自分は大学に入学した当初から、限られた時間をどう使うかということを意識していました。大学生は基本的に自由。だからこそ自己管理能力が問われます。学生時代に身についた、夢や目標から逆算して考える視点は、現在の自分の生活にもつながっています。

※所属・肩書は取材時点(2023年7月)のものです。

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