地域に愛されるチームを育て
卓球を通じて石川を元気にしたい
株式会社清水スポーツ 代表取締役
金沢ポート株式会社 代表取締役
西東 輝
2015年 未来創造学部国際教養学科 卒業
西東さんは北海道北見市出身。学生時代は全国中体連団体準優勝、インターハイ第3位、インカレ個人の部(全日学)ダブルス3位など、トップレベルのプレイヤーとして活躍。現在は卓球専門店の経営を担いつつ、金沢市を拠点としたプロ卓球チーム・金沢ポートの運営にも心を砕く

現在までのキャリアパスと、今後の展望

両親が卓球スクールを運営しており、物心がついた頃から当たり前のようにラケットを握っていました。中学は実践学園中学校、高校は遊学館高等学校でプレーし、北陸大学ではインカレ個人の部(全日学)ダブルスで3位に入賞しました。現在は金沢の卓球専門店・清水スポーツの経営に携わりながら幅広い層に卓球を指導しています。
2023年には卓球Tリーグ・金沢ポートを運営する金沢ポート(株)の代表に就任しました。お世話になった方、応援してくれる方への感謝の気持ちを忘れず、金沢ポートを地域に愛されるチーム、日本一に輝くチームに育てます。そしてその先に、卓球を通じて石川県を盛り上げていきたいと思っています。

恩師の教え

僕は人からよく「真面目過ぎ」という評価を受けます。完璧主義なところがあり、自分にも他者にも厳しいんです。北陸大学卓球部の木村監督はそうではなく、寛容で許す力があります。「人も、自分も許す」という指導は、多様な選手の力を伸ばしていく可能性があります。自分もその一人ですが、監督と出会ったことで卓球人生が変わり、感謝している部員は少なくないと思います。

後輩へのエール

北陸大学卓球部は大学の卓球部には珍しく、複数のスポンサー企業がついています。その背景には、結果を出す一方で、清掃などのボランティア活動を通じて地域と交流を深め、応援してもらえるチームをつくるという地道な努力があります。今の部員にはぜひ、先輩や監督の努力を理解し、「自分たちは次の世代に何を残していけるか」ということを考えてほしいと思います。OBも初代からの悲願でもある専用卓球場の設立に向けて精力的に活動しています。
一方でキャンパスに目を向ければ充実した学びの施設があり、すばらしい先生方がいます。僕自身、体育館に通うだけでなく、図書館にも足繫く通いましたし、教員免許も取りました。日々を漫然と過ごすのではなく、恵まれた環境をぜひ自分の成長に結びつけてください。

※所属・肩書は取材時点(2023年2月)のものです。

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