研究計画

医療薬学講座

村田研究室

(村田・磯部・小藤
(臨床薬学教育センター))
『機能性製剤開発に関する基礎検討並びに調査研究』
  1. 高齢者用経口投与製剤
  2.    
  3. 口腔内適用製剤
  4. 皮膚適用製剤
  5. がん治療支援製剤
  6. 生活習慣由来疾患のための改善支援製剤
キーワード:
薬物送達;天然多糖類;高分子特性;放出制御製剤;機能性製剤素材;口腔内乾燥症;創傷被覆材;高アンモニア血症;高脂血症;禁煙補助

古閑研究室

(古閑)
  1. 薬物の膜透過性を調節するソフトマター製剤研究
  2. 放出制御型骨粗鬆症治療薬の特殊エマルジョン製剤化研究
  3. グリチルリチン長期徐放性製剤の処方化研究
  4. ジェネリック医薬品の成分含有量および物性比較研究
キーワード:
膜透過;ソフトマテリアル;ナノエマルジョン;骨粗鬆症;慢性肝炎;ジェネリック医薬品

古林研究室

(古林・高橋)

I. 実験系

  1. 各種生活習慣病モデル動物(糖尿病、慢性炎症、骨粗鬆症、脳血管性認知症、癌等)を作成し、 飼育方法や病態生理、症状等の観察
  2. 各種生活習慣病モデル動物を用いて、治療薬の改善効果や併用薬の相互作用を測定し、 これら薬物の作用と血中濃度との関連性の検討
  3. 各種生活習慣病モデル動物やモデル細胞に対する天然物(食品を含む)およびその成分の病態薬理学的研究
  4. 漢方方剤やそれら成分による漢方薬理学的研究
  5. 各種生薬や食品のヒトバイタルサイン(眼と皮膚を含む)に対する健康増進効果

II. 非実験系

  1. 薬剤師や医師のための薬物治療ガイドライン作成のための調査研究
  2. OTC薬が患者のニーズに対応して、有効で安全に使われるための調査研究
  3. 受診勧奨ガイドライン等を含む患者対応マニュアル作成のための調査研究
キーワード:
生活習慣病;糖尿病;慢性炎症;骨粗鬆症;脳血管性認知症;癌;血中薬物濃度;薬物相互作用;天然物;病態薬理学;漢方方剤;漢方薬理学;食品;バイタルサイン;薬物治療ガイドライン;OTC薬;患者ニーズ;有効性と安全性;受診勧奨ガイドライン;患者対応マニュアル

早苗研究室

(早苗)
  1. 植物エキスおよび成分の生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)改善効果に関する研究
  2. ハイリスク薬の薬剤管理指導に関する調査と研究
キーワード:
生活習慣病;抗糖尿病;抗高脂血症;降圧作用;肝細胞;糖放出抑制;

光本研究室

(光本・室山)
  1. パーキンソン病モデル動物及び細胞におけるドパミン神経保護物質(栄養素や天然物)の探索研究
  2. 非薬物療法の脳内環境に及ぼす影響と情動行動改善効果に関する行動薬理学的研究
  3. 精神的ストレスとドパミン神経の脆弱性及びパーキンソン病発症メカニズムに関する実験神経学的研究  
  4. パーキンソン病の病態や新規パーキンソン病治療薬の開発動向に関する調査研究
  5. 神経・精神疾患に対する代替医療アプローチに関する調査研究
キーワード:
代替医療;パーキンソン病;中枢神経;神経変性;神経保護;神経再生; 情動行動;栄養素;運動;ストレス;ミトコンドリア;エネルギー代謝;ドパミン神経

劉研究室

(劉)
  1. 漢方薬のラット褐色細胞種細胞PC-12におけるβ-amyloid protein毒性に対する抑制効果とその作用機序に関する研究
  2. 生薬の保存、選品、煎じ方、丸剤と軟膏の作り方の実際を体得し、さらに煎出条件による成分の変化に関する調査研究
  3. 未病・疾病(冷え症・便秘症・アトピー性皮膚炎・不眠症・うつ病など)に対する漢方治療アプローチに関する調査研究
  4. 認知症予防に対する漢方薬アプローチに関する調査研究
  5. 生活習慣病予防に対する漢方養生法に関する調査研究
キーワード:
漢方医学;漢方薬;β-amyloid protein;認知症;生薬;未病

山崎研究室

(山崎)
  1. 神経突起伸展活性を指標としたゲニピン誘導体/プリン誘導体の構造活性相関
  2. 種々ストレスによる神経細胞死に対するゲニピン誘導体/プリン誘導体の保護作用
  3. ゲニピン誘導体/プリン誘導体の神経栄養因子様活性の作用メカニズム
キーワード:
神経変性疾患;神経栄養作用;分化誘導:神経保護;神経再生;ゲニピン誘導体; プリン誘導体;テトラヒドロビオプテリン;レチノイド;ストレス; 神経型一酸化窒素合成酵素;細胞内情報伝達

 

医療資源薬学講座

宮一研究室

(宮一・木津)
  1. 手足の冷えを改善する天然薬物の探索
  2. 伝統薬の天然物化学研究
  3. リラクゼーション効果がある天然物の香りの探索
  4. アロマセラピーによる生体の変化に関する研究
  5. 自律神経系に作用する伝統薬の研究
  6. 分析機器を用いた漢方薬の処方解析法の開発
  7. 歴史、古典文学に現れる薬物の調査研究
  8. 日本各地に残る伝承薬の調査研究
キーワード:
サーモグラフィー;冷え;伝統薬;天然物化学;リラクゼーション;アロマセラピー;脳波;体脂

指田研究室

(指田・要)

イオウ(S)やその同族元素有機化学,特にそれらを含む新しい複素環化合物の合成と反応性の解明に関する研究

キーワード
ヘテロ元素;複素環;構造決定;機器分析

安池研究室

(安池・角澤)
  1. アンチモンやビスマスから成る超原子価化合物の創製と有機合成試薬としての活用に関する研究
  2. 高機能材料を指向した典型高周期元素を含む新規複素環の合成と物性評価に関する研究
  3. 高周期元素から成る新規光学活性化合物の創製に関する研究
  4. ケミカルバイオロジーに立脚した有機金属化合物の生物活性に関する研究
  5. 創薬,有機合成ならびに金属が関わる生物活性に関連する調査研究
キーワード:
アンチモン;ビスマス;高周期元素;超原子価化合物;有機合成試薬;複素環; 有機EL素材;蛍光プローブ;光学活性化合物;ケミカルバイオロジー;創薬

鈴木研究室

(鈴木)
認知症,パーキンソン病等の神経変性疾患に対する化合物(神経栄養因子様作用を有する化合物)の検索
  1. クチナシ果実由来のゲニピン誘導体の分子設計および合成
  2. プリン誘導体の分子設計および合成
  3. 化合物―タンパク相互作用に関する調査
キーワード
化合物合成;分子設計;計算科学(コンピュータシミュレーション)

加藤研究室

(加藤)
  1. 肥満症、メタボリックシンドローム治療薬の研究開発および調査研究
  2. 拒食症、癌性悪液質治療薬の研究開発および調査研究
  3. オーファン受容体、GPR43の内因性リガンドの探索研究
  4. 上部消化管運動の制御に関する生理活性ペプチドの研究
  5. ペプチドの合成化学的研究および調査研究
  6. 生理活性ペプチドの機能と創薬に関する調査研究
キーワード:
摂食調節ペプチド;脳−腸相関;肥満症;メタボリックシンドローム; 拒食症;癌性悪液質;GPR43および41;in vitroおよびin vivo上部消化管運動;ペプチド合成

 

生命薬学講座

小倉研究室

(小倉・鍛治)

遺伝情報に基づく考え方と技術の習得は臨床薬剤師に必須である。

  1. 自己の遺伝子診断による効果的薬剤投与設計の検討と調査に関する研究
  2. 抗がん剤多剤耐性の解除薬の開発研究
  3. がん細胞のストレス回避による発がん進展に対する抑制に関する研究
  4. ストレス誘導新規遺伝子産物の機能の解明に関する研究
キーワード:
遺伝情報;遺伝子工学;遺伝子診断;発がん;がん治療;分子標的

大畠研究室

(大畠)

糖質代謝酵素阻害剤の探索と応用に関する研究

キーワード
グリコシダーゼ(糖質加水分解酵素);グリコーゲンホスホリラーゼ;糖類似アルカロイド; 阻害剤;糖尿病;高脂血症;リソソーム蓄積症

竹内研究室

(竹内・瀧野)

生活習慣病の発症・進展における“TAGE-RAGE病因説”の解明に関する研究

キーワード:
食後高血糖;糖尿病;血管合併症;インスリン抵抗性;認知症;悪性腫瘍; NASH;CVD;CKD;高血圧症;終末糖化産物(AGEs);toxic AGEs (TAGE); AGEs受容体(RAGE);抗酸化;抗糖化;アンチエイジング

三浦研究室

(三浦)
  1. 骨カルシウム代謝および軟骨代謝疾患に関するバイオマーカー探索と診断薬開発
  2. 骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーの適正使用に関する調査研究
  3. 高齢者の臨床検査値の変化と意義に関する調査研究
  4. アンチドーピングに関する調査研究
  5. ライフサイエンス・医療分野におけるMOT(研究開発・知的財産・マーケティング)に関する調査研究
キーワード:
骨カルシウム代謝疾患;骨粗鬆症;変形性関節症;関節リウマチ;プロテオーム解析; ペプチドーム解析;バイオマーカー;骨代謝マーカー;軟骨代謝マーカー;老年医学; 臨床検査;アンチドーピング;スポーツファーマシスト;MOT(技術経営)

村山研究室

(村山・松原)
  1. 日和見感染症関連ウイルス(特にサイトメガロウイルス)の増殖機構の解析
  2. 薬剤耐性ウイルス(インフルエンザウイルス、サイトメガロウイルス)に対する新規抗ウイルス薬の検索
  3. カンピロバクター属の病原性関連遺伝子に関する研究
キーワード:
サイトメガロウイルス;インフルエンザウイルス;日和見感染症;抗ウイルス薬;トリシン; スタチン;カンピロバクター;塩基配列;tlyA遺伝子;IE遺伝子

 

生体環境薬学講座

山本(千)研究室

(山本(千))
  1. 環境汚染物質の血管毒性
  2. 有機金属化合物・錯体分子のバイオロジー
  3. 動脈硬化進展メカニズムの解析
キーワード:
血管;血管内皮細胞;血管平滑筋細胞;動脈硬化;プロテオグリカン; バイオオルガノメタリクス;重金属;カドミウム;メチル水銀;亜鉛; アンチモン;ビスマス;線溶;血管毒性

渡辺研究室

(渡辺・山折)
  1. 乱用薬物の代謝及び毒性発現機構に関する研究
  2. 薬物代謝酵素の阻害及び誘導機構に関する研究
  3. 薬物代謝酵素の発現調節に関する研究
  4. 外来異物の代謝に関する研究
  5. 大麻に関する裁判化学的研究
キーワード:
乱用薬物;大麻;覚せい剤;合成麻薬;薬物代謝酵素;CYP;酵素阻害;酵素誘導; 発現調節;受容体;細胞毒性;構造活性相関;薬物相互作用;裁判化学

木村研究室

(木村)
  1. 眠りのメカニズム解明(睡眠促進物質 カルノシン(アミノ酸)及びウリジンの誘導体を合成し、薬理作用の評価を行う)
  2. ウリジン誘導体の鎮痛作用の評価
  3. 中枢系薬毒物(乱用薬物)の毒性発現機構
キーワード:
睡眠;催眠薬;鎮痛薬;ピリミジンヌクレオシド;カルノシン;中枢神経系

藤井研究室

(藤井・東)
  1. 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による微量金属の定量法の開発
  2. エトロゲン代謝物のイムノアッセイに関する研究
  3. 強心配糖体のHPLC及びイムノアッセイについての研究
  4. HPLCによる中枢神経作用薬の高感度迅速定量法の開発
キーワード:
HPLC;イムノアッセイ;金属;エストロゲン;強心配糖体;中枢神経作用薬

上森研究室

(上森)
  1. 薬事関連事例に係わる個別証例の検証と考察
  2. 生体環境に係わる個別症例の検証と考察
  3. 超分子の構築に関する研究
  4. ポルフィリン錯体を用いた分子間相互作用に関する研究  
  5. 錯体を分子内に持つポルフィリン類の合成と性質に関する研究
キーワード:
ポルフィリン;錯体;分子間相互作用;超分子の構築;分子認識;レセプター; シスプラチン;DNA;酵素活性阻害;光増感剤;医療過誤;医療情報処理; 医薬品適正使用;生体環境

山田研究室

(山田・安池(賀)(臨床薬学教育センター))
  1. 極低レベルのトリチウム及び14Cの測定法の検討
  2. 原子力発電所周辺の環境影響評価
  3. セミパラチンスク核実験場周辺の14C濃度の経年変動
キーワード:
トリチウム;3H;14C;加速器質量分析(AMS)法;液体シンチレーション(LSC)法; 樹木年輪;植物;土壌;大気CO2;環境試料;原子力発電所;核実験場

 

臨床薬学教育センター

中川研究室

(中川・多田・高野)
  1. 日米で使用されている医薬品の用法・用量・適応・副作用等を比較し、その差異に関する調査研究
  2. 医薬品の発売時から再評価・再審査までの副作用発現頻度を追跡し、その傾向に関する調査・研究
  3. 抗菌薬、免疫抑制剤のPK/PDを考慮した有効かつ安全な使用法に関する研究
  4. 医療現場(病院)におけるTDM業務の現状と問題点、およびその改善方法に関する調査研究
  5. 細胞毒性を有する薬剤の安全な取り扱い方法に関する研究
  6. 医療現場におけるクリニカルパスに関する調査研究
  7. 身近な食品や嗜好品と医薬品との関連性に関する調査研究
  8. 疾患に着目して、そのガイドラインなど日本と諸外国との比較の関する調査研究
キーワード:
副作用;PK/PD;抗菌薬;TDM;細胞毒性;クリニカルパス;食品;嗜好品;ガイドライン;再評価;再審査

宮本研究室

(宮本・杉山)

T:医薬品の適正使用に関する研究

  1. 製剤試験を用いた先発・後発医薬品の品質に関する比較検討
  2. 患者QOLを考慮した剤形に関する検討
  3. リスクマネジメントを考慮した輸液セットの違いによる点滴速度・薬用量への影響の検討
  4. 服薬支援ツールの構築を目指した簡易懸濁法の適否の検討並びに情報提供のあり方に関する検討
  5. 服薬指導の向上を目指した患者服薬状況調査と情報提供のあり方に関する検討
  6. 服薬指導の向上を目指した飲食物との薬物相互作用に関する調査並びに情報提供のあり方に関する検討

U:薬剤師としての社会貢献に関する研究

  1. 医学用語理解のためのバリアフリー教材の開発に関する検討
キーワード:
製剤試験;溶出試験;先発医薬品;後発医薬品;簡易懸濁法 ;相互作用;医薬品情報;適正使用;バリアフリー

藤下研究室

(藤下)

インターネットのサーチエンジンを用いた医療情報および医薬品情報の収集とその評価に関する研究

キーワード:
インターネット;サーチエンジン;医療情報;医薬品情報;情報評価

野村研究室

(野村)

発癌プロモーションに関わる細胞内因子および情報伝達とその制御に関する研究

キーワード:
発癌プロモーション;細胞内情報伝達;遺伝子解析;Phytochemicals