母娘二代で北陸大学から薬剤師の道へ

OG / 2016.12.20
橋本 昌子、橋本 佳奈
北陸大学を選んだキッカケや入学しての感想は?

母の白衣姿に憧れて

(佳奈さん)子どもの頃から薬剤師として働く母の姿を間近に見ていたので、私も自然と薬学部を目指すようになりました。小学生の頃、薬局で白衣を着て働く母の姿を見て、かっこいい!と思った記憶があります。

(昌子さん)佳奈は小さい頃から「薬剤師さんになりたい」と言っていましたね。私自身、薬剤師の仕事にとてもやりがいを感じていたので、娘にもぜひ、という思いはありました。薬剤師は、資格があれば女性でも自分が主体となって活躍できる仕事。ブランクがあっても復職でき、一生キャリアを積み上げられる点も魅力です。

環境と仲間に恵まれた6年間

(佳奈さん)進学の際には母の母校という安心感があり、迷わず北陸大学に進みました。中医学に興味があったので、漢方について専門的に学べる点も大きなポイントになりました。
 大学では国家試験のための勉強だけでなく、中国研修や実務実習、臨床研修など様々な体験ができました。自分の考えをアウトプットする機会も多く、その経験が社会に出てからとても役に立っています。

(昌子さん)今の北陸大学は本当に、医療の現場で即戦力となるための実践的な教育が充実していると思います。私は石川県薬剤師会の実務実習委員会の委員長として毎年、学生たちの研究発表会を見ているのですが、内容や説得力が年々レベルアップしていると感じます。薬局で働く卒業生の姿を見ていても、患者さまと上手にコミュニケーションをとれる薬剤師が多く、非常に頼もしいですね。

(佳奈さん)大学では、たくさんの仲間に出会えたことも大きな財産になりました。今でもときどき同窓生に声をかけて、多い時には20人近く集まり情報交換会をしています。それぞれの職場でがんばる友人の話に、いつもよい刺激を受けています。

目標や将来の夢を教えてください。

薬が安全に扱われる環境をつくりたい

(佳奈さん)私は現在、石川中央保健所の技師として、薬局などの監視指導を行っています。調剤ミスなどが起きない環境を作るため、組織の中で自分の役割に精一杯取り組みたいと思います。

(昌子さん)公務員試験を受けていることを知らなかったので、合格したって聞いた時にはすごく驚きました。家ではあまり仕事の話はしないけれど、佳奈の仕事ぶりを見た人から「がんばっているね」と言われることが多く、安心しています。

(佳奈さん)保健所で取り扱う仕事は薬局への立ち入りだけでなく、食品衛生や環境衛生などとても幅が広いので、これからいろんなものを見て、いろんなことを学んでいきたいです。

対物業務から対人業務へ、活躍の場を拡げよう

(昌子さん)医薬分業が進み薬局の役割が見直される中、薬剤師の将来を不安視する声もありますが、薬剤師はいつの時代でも必ず必要とされる職業です。だから安心して、この道を選んでほしいと思います。

(佳奈さん)私は今の状況を、薬剤師が活躍の場を拡げられるチャンスだと思っています。薬局の役割が、薬だけを見る対物業務から、患者さまや地域の人たちと深く関わる対人業務に大きくシフトするのではないでしょうか。薬剤師一人一人の個性が生かせるこれからの時代が、私はとても楽しみです。