ブックタイトルYUMEZINE Vol.02
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YUMEZINE Vol.02
臨床と研究の両方に関わりたい。薬の力に触れた経験が薬学を志すきっかけに。高校時代はテニス部に所属していました。3年の最後を飾る大会の前にヘルニアを患い、試合への出場が困難とされた時に救ってくれたのが薬でした。試合への出場を諦めかけた時に薬を飲んだことで痛みがおさまり、その効果を実感したのが薬学を志すきっかけとなりました。北陸大学を選んだ理由は、地元で学びたいという想いのほかに、充実した奨学金制度の魅力も大きかったです。成績上位でなければ得られない奨学金を獲得するためのプレッシャーがモチベーションを高めてくれています。今、面白いと感じる授業は薬理学と薬物治療学。1、2年次に学んだ化学や物理の基礎が、薬を作用するメカニズムにつながり、理解できるのが嬉しいです。薬学部の勉強には復習が不可欠です。日々の勉強で北陸大学独自のeラーニングシステム「アルベス」をフル活用しています。理解できなかった授業はW e b 上で何度も確認し、徹底的に頭に叩き込んでいます。薬剤師が活躍する場は幅広く、将来の展望は検討中。薬局薬剤師に病院薬剤師、公務員、MRなどさまざまな道のなかから進むべき道を決めていきたいです。薬学部生を対象とした海外医薬学研修制度があり、中村さんは漢方の本場・中国へ留学。海外の医薬学事情を学ぶ貴重な体験となりました。物理や化学、生物といった理科系科目を広く学び、応用する薬学に興味を持っています。北陸大学の落ち着いた学習環境や最先端の実験施設に魅力を感じ、リーダー奨学生として入学しました。今はとにかく学ぶことに一生懸命です。これまで身につけたさまざまな基礎知識が土台となり、薬の作用機序や生理学を学ぶうえで、それらが結びついていくことが面白くてたまりません。薬学の勉強は覚えることが多いですが、学習意欲は高まるばかりで、希望者対象の研究会にも積極的に参加しています。2年次からは仲間同士でテーマを決めて、自発的に研究に取り組んでいます。昨年は抗がん剤の変遷について調査し、今年は漢方薬と西洋薬の飲み合わせについて実験を含めた研究をしています。得られた研究結果を県外の高校や大学主催のイベントで発表するなど、課外でも薬学と向き合う日々を過ごしています。将来は、臨床と研究のどちらにも関わりたい。臨床現場での情報を研究に活かすことができれば、という具体的な夢を描いています。向上心のある仲間たちと自発的な研究に取り組む山崎さん。研究成果を発表したイベント後の記念撮影では、達成感に溢れた満面の笑顔。薬学科3年次生石川県立金沢桜丘高等学校出身なかむらさや中村 沙綾さん北陸大学の学生たちにとって、「夢[ 薬学部]FACULT Y O F P H A R M A C E U T I CA L S C I E N C E SHUman Challenge薬学科3年次生石川県立金沢泉丘高等学校出身HUman Challengeやまざききょうすけ山崎 京介さん