文理総合大学に成長した北陸大学で
多様な考え方を身につけてほしい
北陸大学職員(経営管理部長(総務・施設担当)兼創立50周年記念事業準備室長)
山澤 千尋
1992年 外国語学部 英米語学科 卒業

現在までのキャリアパス

北陸大学に入職し、教務や入試・広報業務に長く携わった後、2025年4月より現職に就任しました。2023年4月からは創立50周年記念事業準備室長を兼務しており、50年史や創立50周年記念品図録の制作など創立50周年記念事業に携わってきました。いまは、2025年6月に予定している創立50周年記念式典を無事に執り行うことが当面の目標です。

私にとっての北陸大学

卒業してすぐに母校に入職した私にとって、北陸大学は、懐かしい母校という過去形の存在でもあり、より良い未来を描いていくべき現在進行形の職場でもあります。この30年の間に結婚し、子どもが生まれ、家を建て…、とライフステージが大きく変化し、そろそろ遅ればせながらの“卒業”=セミリタイヤが視野に入ってくる年齢となりました。数年前に、人に誘われるまま始めたランニングですが、次のステージに備え、今ではフルマラソンやウルトラマラソンに挑戦するなどして、健康維持と体力増強に努めています。

学生時代の思い出

私は外国語学部の一期生として入学しました。大学設立時からある薬学部とはキャンパスが別々だったため、何もかも自分たちでイチからつくり上げなければならない環境でした。当時の職員の方にかけあって編集委員会を立ち上げ、学内報を定期的に発行・配布したり、文芸愛好会を立ち上げて創作活動を行ったりと、学業よりも課外活動に積極的だった学生時代でした。当時の経験は、今も議事録など文章を書くという点で多少は役に立っているように思います。いま振り返ると、小学校時代はクラスの壁新聞をつくったりしていたので、子供のころからやっていることはあまり変わっていないのかもしれませんね(笑)。

北陸大学の魅力

私たちの頃は外国語学部と薬学部の2学部体制で、薬学部の人たちとはクラブ活動を通して親しくなりました。「文系と理系でこんなに考え方が違うんだ」「出身地によって言葉や考え方がこんなに違うんだ」など金沢から一歩も出たことがなかった私にとって、新鮮な驚きがありました。当時から国際交流が盛んだったこともあり、今でいう“多様性”をキャンパスで体感できました。ましてや現在の北陸大学は新しい学部学科が増え、留学生も多くいます。文理総合大学としての魅力を発揮し、学生にもその特色を十分に吸収してほしいと思っています。

※所属・肩書は取材時点(2025年5月)のものです。

ロングインタビューはこちら

北陸大学の未来へ。

募金のお願い本学が標榜する「学生の成長力No.1の教育」の
継続実践に資することを目的に、
皆さまのご厚志を募っております。
ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。