英語力とコミュニケーション力を
磨いた学生時代
射水市職員(市民生活部生活安全課主事)
満保 仁之輔
2018年 未来創造学部国際教養学科 卒業

射水市職員として

現在の部署では主に防犯対策を担当しています。業務は多岐にわたりますが、大きく分けてハード面では防犯カメラ整備事業の推進に携わり、ソフト面では地域の方々や関係機関の方々と連携し、金融機関や駅周辺で特殊詐欺防止やカギかけ運動などのイベントを実施しています。自分の業務が安全・安心なまちづくりにつながっていると思うと、大変やりがいを感じています。今後も市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりのために精一杯業務に取り組んでいきます。

学生時代の学びと成長

イギリスへの留学を経験したことが一番の思い出です。ホストファミリーとの生活や大学での講義を通じて語学力が向上し、視野が広がりました。また、多くの友人に恵まれ、異文化理解も進みました。この経験を活かそうと帰国後は観光英語のゼミに入り、図書館で子どもたちに英語の絵本の読み聞かせをしたり、兼六園で外国人観光客に対してスポットガイドをしたりと貴重な経験をしました。
このほか英語のスピーチコンテストやゼミ活動のプレゼンテーションなど、他者に自分の考えを伝える機会が多くあり、就職活動の面接対策として「話す」「聞く」を根本から学ぶ場もあったことで、大学の4年間をとおして、人前で話すことが得意になりました。こうしたスキルは今、市民向けの講座や窓口での対応に活かされています。

母校で学ぶ後輩へのエール

将来どんなことがしたいのか分からないまま北陸大学に入学した人は多いと思います。自分もその一人でした。周りに将来の自分像が明確になっている友人がいると、「自分は大丈夫か」と不安に思うこともあるかもしれませんが、心配はいりません。大学の講義、課外活動などを通して、自分の長所や短所、なりたい自分が徐々に分かっていきます。そして親身になって相談にのってくれる先生、友人との出会いもあるはずです。焦らずに、自分らしく、一日一日を大切に過ごしてください。

※所属・肩書は取材時点(2023年7月)のものです。

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