結果だけでなくプロセスを大切に
クライアントに寄り添う弁護士でありたい
はる法律事務所 弁護士
荒井 祐人
2007年 法学部法律学科 卒業

弁護士という仕事について

現在所属している法律事務所では、私を含めて3名の弁護士が顧問先の企業法務を中心に対応しています。
具体的には、契約書をチェックしたり、労働関連のトラブルの相談に応じたりといったことを行っています。 紛争には相手方がいることがほとんどで、弁護士に依頼すれば、いつも100%望む結果を得られるわけではありません。そうした点では、弁護士の仕事として結果を出すことはもちろん重要ですが、いかに依頼者の方が納得し、その問題に区切りをつけられるかという点が重要になります。丁寧に説明するプロセスを重視し、依頼者の方に寄り添っていける弁護士でありたいと思っています。
私自身のキャリアは10年と少しですから、まだまだ若輩者です。今は分野を特定せず、幅広い経験を積んでいるところで、その先に自分の強みとなる分野を見い出したいと思っています。

大学時代の思い出

法律を学ぼうと法学部に入学したのですが、明確な目標があったわけではなく、今思えば軽い気持ちでした。ただ職業が何であれ、人の役に立つ仕事、専門的な仕事には就きたいとは思っていました。
法律家という目標をはっきり定めたのは4年生になってからです。すこし遅いスタートだったかもしれませんが、自分としては「夢は自分の頑張り次第」と考えていました。
私が県内のロースクールへの進学を決めたとき、同級生は就職活動の真っ最中でしたから、就職指導課の方が「大丈夫なの?」としきりに心配してくれたことを覚えています。これはちゃんとしなければいけない、と思ったものです。夢がかなって26歳で法曹界の入り口に立つことができたのは、北陸大学での学びや支援があってこそだと感謝しています。

母校へのエール

学生のことを親身になって考えてくれるのは北陸大学の良さだと思いますし、そうした経験は学生の胸に心地よい思い出として残ります。北陸大学ならではの良き風土を大切にし、今後も学生の皆さんの可能性を引き出していってもらえれば、卒業生として嬉しいですね。

※所属・肩書は取材時点(2022年11月)のものです。

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