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目的及び概要

限りなく医療の中心で活躍できる人間性豊かな薬剤師を養成

1975年、「自然を愛し、生命を尊び、真理を究める人間の形成」を建学の精神として開学した本学は、医療の中心を担える豊かな人間性を備えた薬剤師養成のための実践的教育を行っています。

2006年4月から「6年制薬学部」をスタートし、全国に例を見ない「代替医療」「生命情報」「病態生理」などの専門分野を設置し、最先端の薬剤師教育を実施しています。さらに、医療の中心で活躍できる臨床薬剤師教育を実行するために「臨床薬剤学」「臨床薬理学」などの科目を設定すると同時に、2010年4月には「模擬病棟、MTR(medical training room)」を新設し、21世紀に薬剤師が果たすべき役割を先取りする実践教育を始めました(その内容はホームページの最初に紹介しています)。この教育には総合診療科で実践を積んだ医師を中心に、病院・薬局の実務経験者の教員が当たっています。

教育方針・目標

◆医療人としての自覚と人間性(倫理観、使命感、責任感)を持ち、人としての優しさや思いやりの心、豊かな人間力を育てる。

◆医療人としての優れた知識と技能を身に付け、薬物治療に精通するのみならずそれを実行し、世界で活躍できる卓越した薬剤師を養成する。

◆東西医学の統合医療を実践し、西洋医薬と中国伝統医薬の正確な知識と技術を身に付けた漢方専門薬剤師を養成する。

◆医療の入り口である薬局やドラッグストアにおいて、総合診療科医師に対応する総合相談薬剤師として国民の医療福祉と健康管理に貢献できる「かかりつけ薬剤師」を養成する。

◆学生全員が薬剤師資格を取得する教育を実践する。

ピックアップ

豊かな人間性を養う

本学の建学理念は「自然を愛し、生命を尊び、真理を究める人間形成」をうたっています。人間性豊かな薬剤師の養成を目指す薬学部として、患者さんの痛みが分かり、医療スタッフの一員として最善の治療を実践できることを第一の教育目標と考えます。そのために1年次で「人間学」、「宗教と人間」、「薬学入門」などの講義科目で生命の尊さを学び、さらに「リベラルアーツI(医療人)」、「リベラルアーツII(アート)」、「リベラルアーツIII(健康・運動)」などの総合教養科目で幅広い教養を身につけます。

充実の病院実習・薬局実習

5年次に病院実習と薬局実習あわせて6ヵ月間の実務実習を医療現場で経験します。医師、看護師及び先輩の薬剤師の指導を受けて、調剤、製剤、服薬指導、患者薬歴記録、処方監査、医薬品管理、患者さんとのコミュニケーションについて学びます。2〜4年次では、その基礎知識を得るための医療薬学に関する授業科目を充実しました。また、数カ月間合宿して24時間医療に浸る実習を受けられるように、「山中町セミナーハウス」を設けています。

親身の薬剤師国家試験対策

基本的には1年次からの教育すべてが薬剤師国家試験対策であり、休日や夏休みも大学を開放して自主的な勉学をすすめています。通常の定期試験などの後には問題解説と質疑応答の時間をつくっています。6年次の後期には国家試験全科目にわたる集中的な再教育と総合試験、さらに国家試験の模擬試験を数回行い学力向上を図ります。

東洋の医薬学を学ぶ

東洋の伝統医学は西洋の医学・薬学と相補的なものとして重要性が見直されています。本学では、開学以来、西洋医薬学と東洋医薬学の調和を目指して、北京中医薬大学や瀋陽薬科大学との姉妹校提携や中国人医師を専任教員として迎えて「東洋医薬学教室」を設置するなど、その充実を図ってきました。6年制移行に際しても、「漢方概論」、「和漢薬学」、「鍼灸学」、「漢方(中医)処方学」などを開講し、更に総合的に学習し、医療現場における実践的能力の涵養を図っています。

国際的に通用する卓越した医療人の養成

医療技術及び薬剤に関する最近の知識は、英語を主とする国際的な情報に依存することが多いため、教養としての英語はもちろん、「科学英語の基礎」、「薬学英語」、「医療英語」を必修としています。また、国際交流センターのサポートにより、全学的に国際交流を推進しており、薬学部の学生もアメリカ、イギリス、オーストラリア、中国、韓国、ニュージーランドなどの姉妹校へ短期研修をし、国際的視野を広げることができます。

聴診器から注射剤投与まで

国民の健康長寿を実現するためには日常の健康管理が最も大切です。一方、病気になったら必要で十分な治療と看護・介護が必要です。医師、看護師とのチームワークで医療を実践できるための先端的かつ先達的教育を行います。それは1年次から聴診器を駆使し、4年次までに注射剤の投与、処方設計、在宅訪問医療などを実践できる教育を行います。