専門
- 分子生物学
- がん教育
主な担当科目
- 早期体験学習
- 薬学基礎実習
- 基礎ゼミⅠ、Ⅱ
- 生化学Ⅲ
- 生化学系実習
所属学会
- 日本薬学会
- 日本薬学教育学会
- 日本癌学会
- 日本分子生物学会
趣味
- 奈良を知ること
私の考えていること
最初に一つだった受精卵も体重60Kgの成人であれば細胞数は約60兆個に増えている計算になります。よくぞそこまで、大きな間違いもなくきちんと分裂して増えるものだと感心してしまいます。しかも「ホモサピエンス」というくくりの中では皆だいたい同じ様な形にできあがります。これは何百、何千というタンパク質がそれぞれの働きを忠実に行うことで初めて可能になる、まさに生命の神秘。とはいえ、これだけ数が多ければたまにはおかしなことも起こり、その結果、癌などの病気になってしまいます。人間生きている限りその危険性は常にあるわけで、癌になってしまうのも確率的にしょうがないと思うのですが、それでもできれば生物としての寿命を全うできるくらい生きていたい。そのための方法を、あわよくば疾病治療に使える何かを見つけることができれば…と思っています。
高校生へのメッセージ
あなたが今思う以上に、世界は広くて深いです。だからとりあえず、どこかに飛び込んでみましょう。何かをやってみましょう。「違うな」と思ったら方向転換すればいいだけですから。
おすすめの本
- 『静かなドン』(ショーロホフ) <読むだけで、とりあえず根性付きます>
- 『ドキュメント 遺伝子工学』(生田 哲)<緊迫感でドキドキします>