専門
- 検査血液学、特に血栓止血領域の検査診断学
主な担当科目
- 血液学
- 検査血液学
所属学会
- 日本検査血液学会(功労会員)
- 日本臨床検査医学会(功労会員)
- 日本血栓止血学会(評議員)
- 日本中毒学会(名誉会員)
- 国際検査血液学会(会員)
趣味
- 旅行
- 音楽
- シュノーケリングなど
私の考えていること
30年余り医学生に検査診断学の教育・研究をしてきた後、本学に来ました。医療の世界で医師は患者さんに大きな責任を持ちますが、私たち臨床検査技師、臨床工学技士、ともに医師と協力して、臨床検査が専門の立場から、あるいは臨床工学が専門の立場から、患者さんのために働くことは、大きな喜びと言えます。本学は、皆様が臨床現場で働くための基本から実務的な部分まで学ぶことをできるだけの力を注いでバックアップします。皆様が将来臨床現場で医師からのコンサルテーション(相談)に臨床検査の立場から助言でき、患者さんがよりよくなるよう、できるだけ具体例も盛り込んでわかりやすく教えたいと思っています。
高校生へのメッセージ
高校生には高校生なりの未来図があると思います。例えば、私の場合、医療現場で患者さんの役に立つ仕事やその研究をしたいと思っていましたが、残念ながら高校時代に実際どのような学部卒業資格がどんな仕事であるかの具体像は描けていませんでした。いろいろの偶然が重なり医学部附属病院に職を得、その実臨床の場で自分が関わった患者さんが無事退院していくと、あるいは退院後外来で出会うと本当に大きな喜びを得ることができました。学問を追求し研究者になることも大事ですが、患者さんのそばで何かの専門性をもって患者さんの役に立つ仕事をしたいと考えることも大切で、そのような観点で見えてくるものの中に、本学の医療保健学部の領域があります。まず、来て、観て、話をしてみてください。きっと皆様の中のどなたかのROLE MODELが居ます。
おすすめの本
- 臨床に直結する血栓止血学(朝倉英策 編)、中外医学社
- タイムライン(マイケル・クライトン)、ハヤカワ文庫